老化物質【AGE】を溜めない食事で老化防止へ!原因と対策!

はじめに

老化現象の原因として【AGE(終末糖化産物)】があります。老化は頬のたるみや、シミ、シワなどで顔が老け込んできちゃいます!ヒィ〜!。そこで老化対策として知りたい事を調査した結果、【老化を防ぐ食べ物】が一番知りたい情報でした!AGEはどの様にして形成されるのか?AGEを蓄積させない食べ物はなんなのか?などなど老化防止の為にもしっかりした知識と対策をして行きましょう!

何歳から老化に差が出てくるのか?


40代になると頬のたるみやシミ、シワが目立って急に老け込んだ印象を受けます。40過ぎてからそれに気づいて、もう遅いと諦めかけている人、まだ大丈夫です!しっかり今から対策、予防をして行きましょう!

体を構成する成分は主に以下のようになっています

水分63%
タンパク質16%
脂質15%
その他6%

ここでポイントとなるのがタンパク質になります。タンパク質は皮膚、血液、骨、筋肉、内臓などを形成するうえで重要な成分になってきます。人には欠かせないタンパク質ですが老化を進行させる原因となるAGE(終末糖化産物)はタンパク質が関係してきます。

AGEについて学ぼう!

AGEとタンパク質の関係


老化を進める原因となるAGEはタンパク質と糖が結合してできる物資です!そしてこのAGEが蓄積されることにより老化のスピードを早めてしまいます!つまりタンパク質と同様に糖も大きく関わってくるんですね!甘くて美味しい食べ物には罠があると昔から言いますが…それは甘い話か。とにかく糖を取れば取るほどAGEが作られてしまうのです!

AGEは熱に反応

タンパク質と糖が結合することにより形成されるAGE。更にそこに熱を加えることにより、更に結合を促進してしまうのです!体温の熱で糖化反応が促進してしまうので体温の高い人はAGEが形成されやすいと専門家は言ってます。

糖+タンパク質+熱→タンパク質の劣化→AGEが作られる

AGEはタンパク質が劣化した物質なんですね。だったら糖質は摂取しなければいいじゃん!なんて思う方もいますよね。糖質を摂取しないダイエットもありますしね。

糖を取らなければ良いのか?

人間の体にとってタンパク質は無くてはならないものですが、糖も同じ様に体にとっては極めて重要なエネルギー源になります。全く摂らないと病気の原因にもなるので、過剰に取るのを避け適度に摂るのが好ましいですね!…って適度ってどの程度やねん!ってツッコミもありそうですが、それは後ほど説明して行きますね!

AGEが蓄積されるとどうなる?

AGEは万病の元とも言われ、蓄積されるとどんどん老化が進行して行きます。肌の色が黄燻んだ色になったり、茶色っぽく変化してきます。日焼けしている人は判りづらいと思いますが、実は日光の紫外線もAGEが蓄積される原因にもなっています。若いうちに紫外線を浴びて小麦色の肌を手に入れても、40代になったらそれがシミとなって出てくると考えるとゾッとしちゃいますね。

AGEはどこに蓄積される?

身体の中でAGEが蓄積しやすい部位があります。

部位①

→肌に蓄積されるとシミやシワが増えます
血管→血管に蓄積されると動脈硬化になりやすくなります
血管年齢にも関わって来ます。BCチェッカー(血管年齢を計る機械)がスポーツジムや、病院にあると思うので測って見ましょう!AGEが蓄積されている人は血管年齢が上がっています(※ただしAGEだけでは無く別の原因もありえます)

部位②

関節膝や股関節の痛みが出ます
AGEが蓄積されていると関節のクッションの働きが悪くなり、骨と骨が直接ぶつかる様な形になり炎症をおこし、痛みが発症します。年齢を重ねた方がよく関節痛に悩まされているのはAGEが原因の一つかもしれませんね。

部位③

白内障、視力の低下
目の中にある水晶体に影響を及ぼし、白内障や視力の原因になります。
この3つの部位の共通点は代謝が遅いという事です。つまりタンパク質の入れ替わりの遅い臓器になりますので、糖を摂取した時の影響を受けやすいのです!

代謝はどれくらいかかるの?

では3つの部位の代謝の時間を見て行きましょう!
部位①肌、血管15年
もっと早いと思った方たくさんいると思いますが、私もそうです。人間の皮膚の表面の0.2㎜は表皮と言って1ヶ月で入れ代わりますが(一般的にターンオーバーと言われている)、その下にある真皮(しんぴ)コラーゲンのあるところは入れ代わりにかなりの時間を要します。

部位②関節117年
は?死んどるやん!時報かい!なんて怒号も飛びそうな数字ですね。つまり代謝としては無いに等しいです。細胞自身がコラーゲンを作っているのですが、このコラーゲンが入れ替わるスピードが117年かかるのです。…もっと頑張れ細胞!と言いたくなりますね。

部位③代謝が行われない
関節が117年なら目は300年ぐらいかかるんじゃないの?と予想した方、残念!そもそも目は代謝はしません。水晶体を作っているタンパク質の一種であるクリスタリンは人間が生きている間は、入れ代わりはないそうです。つまり、ずーっと糖の影響を受けつづけているんですね。

一度つくられたAGEはどうなる?

AGEが作られてしまうと、元の正常なタンパク質には戻らなくなります。ただし、極めてゆっくりと外へ排出しています。なので、一番はAGEを溜めないことが大事になります。

AGE蓄積のサイン

肌の色が茶色くなってきたり、体が硬くなってきたり、肌の弾力が失ってきたと実感してきたら、AGEが蓄積されているサインです!AGEは産まれてからすぐに蓄積され始め、蓄積されている人とされてない人の差が40歳すぎると現れてきます。なので、40前の方も40過ぎた方も、ここから食生活の改善をしてAGEの蓄積を抑えて生きましょう!

AGEを身体に溜めない食事方法

調理法でAGEに差が出る

最初に説明したと思いますが(覚えてない人はチラ見確認してね)AGEは熱により更に結合しやすくなり形成されていきます。という事は、熱を加えると食材にもともと入っているタンパク質と糖が、より結合しやすくする為の手助けをしちゃってるのです!そして調理温度によりAGEの量も大きく変わってきます

AGEが少ない調理法→AGEが多い調理法
【少】生<蒸す、茹でる<煮る<炒める<焼く<揚げる【多】

調理をする上で焼いたり揚げたりすると茶色くなると思います。これがAGEなのです。熱が上がれば上がるほど、調理時間が掛かれば掛かるほどAGEはどんどん作られていくのです。揚げ物大好き焼き物大好きの私にとっては辛い現実です(T-T)

調理法でどれくらい変わるの?


では例をあげて見て見ましょう!単位は、「これくらい増えていますよ」という目安です。
【肉】生肉800AGE→ステーキ10058AGE(牛肉100gあたり)
【パスタ】ペペロンチーノ937AGE→カルボナーラ27033AGE(調理加工したベーコンと生クリームが大きな原因)

この様に調理法でAGEの量が大きく変わっていきますが、「私揚げ物好きだし、ステーキ食べたい!我慢できない!」なんてワガママな私みたいな人いると思います。ご心配なく!目安として1ヶ月1日あたりの平均が15000AGEになる様に食事をすれば大丈夫です!昨日は揚げ物食べたから今日は野菜メインにしようとか、調整をしてください。一週間の献立を作ると楽かも知れませんね!

揚げ物を作る時のポイント

揚げ物をたくさん食べたいという人は、揚げる前の下ごしらえとして、レモン汁に1時間程漬けるとAGEが半分ほどに抑えられます。レモン汁に含まれるクエン酸がタンパク質と糖の結合を抑えるは働きがあります♪ただし、料理店で唐揚げとかにレモンがついてきますが、それを絞ってもAGEの量は変わりません。すでに熱がかかって調理されAGEが形成された後になるので、レモンを絞ったところで美味しくいただくだけになります。

食べる順番が大事


野菜ファーストなんて良く聞きますが実はこれ……正解なんです!(普通に言えって?)野菜などの食物繊維を最初に食べる事により血糖値の上昇を抑えられます

AGEがたまる生活習慣は?

AGEは日常の生活でも蓄積されていきます。野の原因がこちら
・睡眠不足
・ストレス

睡眠不足やストレスにより酸素の供給がうまくいかなくなります。酸素は生きていくために重要なものですが、過剰に取り込んだり、交感神経の緊張状態になるとうまく利用できなくなり、その結果錆び付いてしまい酸化ストレスになります。

・紫外線を浴びる
日光はビタミンDが含まれているため、浴びるのは良いのですが、浴びすぎは良くありません。紫外線により肌のコラーゲンが傷つくとAGEが溜まりやすくなります。夏場は注意が必要ですね!

■まとめ
いかがでしたでしょうか?老化の原因となるAGE。知らずに生活していたら、どんどん蓄積して老化のスピードも早くなって行きます。しっかりと食生活や生活習慣を改善して若々しい身体を維持して行きましょう!