糖尿病予防!効果大、血管年齢若返り!健康長寿の食事とは?

はじめに

健康長寿の方がよく食べている味噌。日本伝統の発酵食品であり血管を老けさせない凄いパワーをもっています。毎朝、飲む味噌汁もこれを知るとより味噌汁の大切さを感じるかもしれませんね。

味噌って塩分多そうだけど本当に血管に良いのかな?

味噌は塩分が多いので、逆に血管に悪そうですよね?味噌を取りすぎると塩分の取りすぎで血圧があがってしまうなんて印象があるかもしれませんが、実はお味噌汁1杯に入っている塩分はそれほど多くはありません。

厚生労働省による1日の塩分摂取量目安
男性9g未満
女性7.5g未満
(2010年版 日本人の食事摂取基準より)

では、お味噌汁1杯に含まれている塩分はというと約1.4gです。つまり皆さんが想像するほど塩分は含まれてはいないのですね。

塩分は少ないけど血管にはどうして良いの?

味噌に含まれている「ペプチド」が血圧を下げて血管を守ってくれるのです。これはネズミの実験で「高血圧のマウス」に味噌の抽出物(ペプチド)を投与した結果、血圧が低下したんですね。つまりペプチドは血圧を上げる酵素を抑える働きがあります。

つまりどうゆう事?

塩分よりもペプチドの効果の方が大きい為、塩分の効果を殺してるので血圧が上がらないのです。この事からお味噌の消費量と血圧は関係ないと思われます。つまり
・お味噌汁をたくさん飲む=血圧が上がるは間違いである
と言えます。

糖尿病を予防する味噌とは?


味噌には赤味噌、白味噌、合わせ味噌、米味噌、麦味噌、と日本全国には色々な種類があります。例えば東北地方は米味噌、東海地方は赤味噌、関西は白味噌、九州は麦味噌と地方によって使味噌が変わってきます。そこで糖尿病の死亡率が最も少ない県を調べるとある味噌の消費量がとても多い結果が出ました。その県と味噌とは!
糖尿病の最も死亡率の少ない県は「愛知県」!そして愛知県の最も消費量の多い味噌は「赤味噌」なんです!

赤味噌の何がいいの?

実は赤味噌の色に血管を老けさせない秘密があるんです!この赤味噌の色の成分に糖の吸収を抑える働きがあるんです。その成分こそ「メラノイジン」!!

メラノイジンとは?

メラノイジンは腸内で糖の吸収を抑えて食後の血糖値の上昇を緩やかにする働きがあります。赤味噌は熟成が進むと色が濃い茶色から黒くなっていきます。黒くなるにつれて、メラノイジンの濃度も濃くなっていきます。
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健康長寿のお味噌汁の具財は?


健康長寿もやっている血圧を下げるのに効果的な具材は「わかめ」です。わかめには「カリウム」が沢山含まれているので、体の中の塩分を尿で出してくれる働きがあり、血圧を下げる効果も期待できます。
その他にも、「お豆腐」です。お豆腐も大豆から作られているので、大豆ペプチドが含まれています。わかめと豆腐でより血圧を下げる効果が期待できます。

栄養を逃さない調理法

調理法を間違えると、折角の栄養も逃してしまいます。ではお味噌汁一つ作るのにどのような点を注意すればいいのか見ていきましょう。

味噌を入れるタイミングは火を消してから5分後

発酵食品には生の菌が入っています。「麹菌」「乳酸菌」「酵母菌」などです。これらの菌は煮立てるとほぼ死んでしまいます。火を止めてから5分ぐらい経つと、鍋の温度が約50度ぐらいになります。そこに味噌を加えてあげると、生の菌が腸まで届きやすくなります。
より良く栄養を得るために是非やってみてください!

まとめ

いかがでしたでしょうか。ここまでを簡潔にまとめます

(1) 味噌が血管に良い理由=味噌に含まれるペプチドが血圧を下げて血管を守る働きがある
(2) お味噌汁を沢山飲むと血圧があがるは間違い
(3) 味噌の中でも赤味噌がいい
(4) 赤味噌に含まれるメラノイジンは糖の吸収を抑える働きがある
(5) 血圧を下げる味噌汁の具財=わかめ、豆腐
(6) 栄養を逃さない味噌汁の作り方=味噌は火を止めて5分後に混ぜる

味噌をしばらく置いておくと、色が濃くなっていきますよね?これはメラノイジンが作られている為、悪くなっている訳ではないので大丈夫だそうです。これからは赤味噌中心のお味噌汁になりそうな予感ですね。お味噌汁で血管年齢を若返らせて、健康な体を手に入れましょう!