はじめに
皆さんシェンムーというゲームをご存知ですか?今ゲーム業界や世界で盛り上がりを見せるShenmue。今から約18年ほど前に発売され、今なお世界中に愛される伝説と言われたゲーム。そして今18年の時を超えて伝説が蘇ろうとしています。18年歳月と共に待ちに待った続編【Shenmue3】が2019年に発売となるんです!そんな世界中を惹きつけるシェンムーの魅力に迫って行きます!
シェンムーとは?海外の反応
家庭用ゲーム機【ドリームキャスト】用に【アクションアドベンチャー】というジャンルでセガにより発売されたゲームソフトです。現在は
1999年12月29日に【シェンムー/一章 横須賀】が発売
2001年9月6日に【シェンムー2】が発売
2018年11月22日にHDリメイクとして【シェンムー1&2】が発売
2019年8月に待望の続編である【シェンムー3】が発売
今では当たり前の様になっている【オープンワールド】の先駆けとなったゲームです。
・シェンムー3の発表による海外の反応
2015年に【E3】で発表されたシェンムー3の海外の反応をご覧ください。
『人喰いの大鷲トリコ』や『FINAL FANTASY VII REMAKE』の大人気ソフトのリメイクなど大型発表もあり、E3は大盛り上がりで終わりを迎えようとしていましたが、最後にシェンムー3がアナウンスされ、その曲を聞いただけで涙する人も多数です。こんな愛されているソフト私は見た事がありません。皆、続編を諦めずに14年も待ち続けたのですから。ほんともらい泣きしちゃうぐらいですね。
シェンムーのストーリー
簡単にいうと主人公の父親が謎の男に殺されてしまい、その仇をとるべく謎の男を探し、旅をするというもの。香港映画に良くある復讐劇の物語です。しかし、その道中には儚い恋物語や町の人の生活ドラマなど魅力的なサブストーリーや人々との出会いがあり、プレイする人に色んな感情を与えてくれます。また多彩なミニゲームやガチャなど、いまのソシャゲで当たり前になっている事が18年も前に作られていて、ようやく時代がシェンムーに追いついたと言っても過言ではないと・・・勝手に思っています。
シェンムー 第1章 横須賀
主人公は横須賀で生まれ育った青年、芭月涼(はづきりょう)。幼い頃から芭月流柔術の達人である父・巌(いわお)に武術を習い、ややぶっきらぼうながら正義感あふれる青年に育てられた。ある日涼が家に帰ると、見知らぬ男が父に“鏡”の在処を聞きだそうとしている場面に遭遇する。男の要求を拒んだ巌は、相当な武術の達人にもかかわらず殺されてしまう運命に……。突然の父の死、鏡の謎、男は一体誰だったのか。すべての謎を解き明かすため、涼は旅立つ。
シェンムー2
芭月涼(はづきりょう)は、父を殺害した謎の男が中国・香港に渡ったとの情報を入手する。亡き父が隠し持っていたもう一つの鏡を手に、異国の地へと降り立つ涼。謎の男の手掛かりをつきとめるべく、海辺の街アバディーンをさまよい始める。そんな彼だが、旅の前途も危うくなるような強烈な洗礼を浴びせられる。謎を解くカギとなる“鏡”を奪われてしまうのだ。涼は“鏡”を取り戻すことができるのか?そして、謎の男は一体どこに?
シェンムーの何がすごいの?
オープンワールド
今では当たり前の様にありますが、現代に近い世界を3Dで再現したオープンワールドの先駆けとなったゲームです。
作り込み
大量のモーションキャプチャーやフルボイス、ロケーションの作り込み、シェンムーの物語の舞台である1986年の横須賀を見事に再現している。さらに、当時の気象データもとってあり、シェンムーの世界の天気と当時の天気がリンクしているのです。例えば当時1986年12月3日の横須賀は雨だったとしたら、シェンムーの世界の1986年12月3日も雨になっているという事。ここまで作りこんだゲームは、いまだに知らない。しかも18年前にやっている事がすごいです。
人物の生活
ゲームに出てくる登場人物にはそれぞれ生活があります。通常のゲームのキャラクターは通行人がいて何回も同じ場所を巡回していたり、途中で消えたりしますが、シェンムーは町の人一人一人に生活があります。学生なら朝起きて学校へ行き、夕方には帰宅。休みの日は私服でお出かけしたり、お店を経営している人は、朝出勤して店前を掃除して開店してという様に一人一人生活習慣がプログラムされています。
細部の作り込み
引き出しを開けたり、お店に売られているお菓子を一つ一つ手に取って見られたり、細部までしっかり作り込まれている。これらの作り込みや、画期的な取り組みは当時NHKでも特集されるほどです。
なぜシェンムーは続編が出ないのか
シェンムーは全11章からなっており、シェンムー2の時点で6章まで進んでいます。つまりまだ未完なのです。なぜ続編であるシェンムー3が制作されないのかというと、制作費が当時70億円とギネスにも認定されているほど予算がかかっています。シェンムー1とシェンムー2の売り上げ本数は2作合わせて75万本と奮わず、巨額の赤字を出してしまい、この結果とともにセガもドリームキャストから撤退し、シェンムーの続編はファンの熱い要望が有ったにも関わらず、現在まで実現ができませんでした。
シェンムー3発売と周りの評価
【E3 2015】のShenmue 3 の発表から、約2年後に公開されたトレーラがこちら
みなさんこれを見てどう思うか?シェンムーを知らない若者たちの評価は決して高評価と言えるものではありませんでした。目が死んでるとかキャラが可笑しいとか批判の声が多数。しかし、シェンムーを待っていたユーザーからは涙ものだったと思います。プロデューサーの【鈴木裕】氏もキャラクターは仮のものと言っていました。
そして最新のトレーラーをご覧ください!
グラフィックが格段に上がり、美しい景色、そしてキャラクターも見違えるほど良くなり、ボイスも入り命が吹き込まれました。これを見てどうでしょう?公開した会場では歓声が上がり涙を流す人も。そこにしっかりとシェンムーの世界があります。みなさんが待ちに待ったシェンムーの世界がそこにあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?シェンムーの魅力が少しは伝わりましたでしょうか?これからも少しずつ特集を組んで行きたいと思っています。 良かったらチェックして見てくださいね!私もシェンムー1&2をじっくりプレイしてどっぷりハマっているところです!シェンムー3の発売を首を長くして待ちたいと思います!