母の日はいつ?なぜカーネーションを贈るの?意味と由来

はじめに

母の日には感謝の気持ちを伝える日として日本でも定着しています。そして、贈り物として花をプレゼントするのが定番になっていますよね。その花の中でもカーネーションを贈るのが一般的になっていますが、なぜ母の日にカーネーションを贈るのか?疑問に思ったことありませんか? では見て行きましょう!

母の日はいつ?

母の日は5月の第2日曜日になります。なぜその日に母の日が認定されたのかは、後ほど説明して行きますね。その由来を知ったらきっと母の日に対する想いも変わるかもしれません。

2019年以降の母の日一覧

2019年5月12日
2020年5月10日
2021年5月9日
2022年5月8日
2023年5月14日
2024年5月12日
2025年5月11日
2026年5月10日
2027年5月9日
2028年5月14日
2029年5月13日
2030年5月12日

母の日の由来とカーネーションを送る意味


・カーネーションの名前の由来
なぜカーネーションの名前がついたかと言うと、その由来は古代ローマ時代までさかのぼります。古代のギリシャ人にはオリンパス山の神々の主神ゼウスに花冠を捧げる習慣があり、そこに使われていた花がカーネーションです。ラテン語で花輪を意味する言葉「CORONA」にちなんで、「CARNATION」とつけられたと言います。

・カーネーションを送る由来
1905年5月9日、アメリカのウェストヴァージニア州に住んでいたアンナ・ジャービスという少女の母親が亡くなった時に祭壇に飾ったのが始まりです。
母親を亡くして3年が経った1908年5月10日にアンナはフィラデルフィアの協会で亡き母を追悼する為に追悼の会を開き、母親が好きだったカーネーションを祭壇に飾り、出席者の一人一人にも配りました。そんなアンナの母への思いがアメリカ中に広まり、人々を動かしました。1910年にウエストバージニア州で「母の日」が認定されました。そして、1914年にアメリカ連邦議会が、5月の第2日曜日を「母の日」とする法律が生まれました。翌年の1915年に世界で初めて母の日が祝日となりました。

・カーネーションを送るもう一つの意味
十字架に架けられたイエス・キリストを見送る際に母であるマリアが流した涙の跡にカーネーションが一輪咲いたと云われているそうです。この出来事により、キリスト教徒にとってカーネーションは母と子の関係を象徴する花となりました。

母親に贈るカーネーションの色は?


以前は母親が健在であれば赤いカーネーションを、亡くなっていれば白いカーネーションを飾っていました。このように色によって花の意味が変わってきます。
・母の日に贈ってはいけない注意すべき色
1黄色のカーネーション:黄色のカーネーションには、「友情や美」という意味が含まれていて、とても良いと思われがちですが、その一方で軽蔑、嫉妬、愛の揺らぎといった意味も含まれてしまうので、母の日に贈るのは考えた方がいいと思います。
2白いカーネーション:白のカーネーションは純潔の愛、尊敬などの意味がありますが、「亡き母を偲ぶ花」と言われていますので、御存命の場合は避けた方がいいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ここまでを簡潔にまとめます

(1) 母の日はいつ?=5月の第二日曜日
(2) カーネーションの名前の由来=ラテン語で花輪を意味する言葉にちなんでついた。
(3) カーネーションを送る由来=アンナ・ジャービスという少女の母親が亡くなった時に祭壇に飾ったのが始まり
(4) 母の日に贈ってはいけない色=黄色と白(母親が御存命の場合)

日頃の感謝を込めて、お花のギフトを送るのがいいと思います♪その際に花の意味も理解した上で贈るとより気持ちも伝わるかと思います!きっと、あなたからのお花のギフトに喜んでくれるでしょう!