はじめに
シェンムー３の発売日が2019年8月27日に決まり、徐々に全貌が見えてきたシェンムー３。新たな画像や映像から考察し、さらに新情報をまとめて見ました。ミニゲームや修行、アルバイトなどシェンムーらしい要素も残しつつ新たに加わったシステムなども紹介していこうと思います！
シェンムー３に引き継がれる要素
探索機能
シェンムーの要素としてタンスの引き出しを開けたり、一つ一つの壺を確認できたりと、地味ではあるが細かく作り込まれた探索要素は残っています。気になる場所をズームして選択すると引き出しを開けられたり、お店の商品を手に取って見られたりします。生活感溢れた要素こそシェンムーだと思わせますね。
天候と時間
シェンムーの世界では１日は1時間の時間軸で動き、日常生活と同じ様に時間と天候があります。天候を表現したゲームは数あれど、シェンムーはそれを早い段階で実装したゲームとしても知られています。シェンムー３では更に雨が降った翌朝は水たまりが残っていたり、土がぬかるんで足跡が残りやすくなったりと細かい作りもされている。
リアルな疑似体験
人は夜になると睡眠し、お腹がすくと食べ物を食べる。主人公の涼も夜になると寝床へ戻り、朝に起きて行動する。お腹が空けば体力も減り、食事をすれば元気になる。こんな当たり前のことだが、これをゲームに取り入れるとリズムが崩れたりテンポが悪くなったりするが、シェンムーではそこのバランスが絶妙に調整されている。
ミニゲーム
お年玉やガチャガチャも健在です。更に、カメレースやカエルレース、バケツに石を投げ込むゲームも追加している。カメレースや亀レースはボタンを連打することにより、選んだ亀やカエルを応援できるらしい。ミニゲームに勝利することにより重要なアイテムや技書と交換できる。そして今回のミニゲームはメインストリーと関連づけされているものもあり、ストーリーと絡んでくる。（左隅にさりげなくあるガチャ）
アルバイト
過去作では店番したりフォークリフトのバイトをしたりしてお金を稼ぐアルバイトがありましたが、シェンムー３でもあります。シェンムー３では、薪割りや釣った魚を売ったりなどの要素も追加されている。
修行
過去作では、自主練して技を鍛錬したり、組手をして技を磨いたりしてきた。シェンムー３では写真の様に武術の基本である歩形の【馬歩（まほ）】を持続している様子が伺える。更に木人に【寸頸（すんけい）】している様子彼見ると、より武術らしい修行が行われそうだ。
フルボイス
シェンムーといえばフルボイス。シェンムー３でも会話は全てフルボイスになる。ただし全ての人に話しかけられる訳ではないらしい。話しかけられる人物は、近くによると名前が表示される仕組みになっている。開発当時はNPCキャラクターも50人ほどを想定していたらしいが、現段階では400〜500人と１０倍に増えている。台詞の量も過去最大となっているので、人とのたわいもない会話を楽しむのもシェンムーの魅力の一つだ。
QTEシステム
シェンムーの代名詞といえばQTE。QTEとはクイックタイムイベントの略で、ゲーム内で画面に表示されたコマンドキーを入力することにより進行していくもの。現在のゲームにおけるQTEはシェンムーで導入されたものが代表的なものである。シェンムー３でもQTEはもちろん健在だ。
バトルシステム
シェンムー２はバーチャファイターのエンジンを使って作られているため格闘アクション要素も強かったが、シェンムー３では１から作り直している為、もっと単純なものになっている。しかし、初心者から上級者まで楽しめる様な仕様になっている。初心者はトリガーを押すだけで大技が出せる様に設定できたり、逆に格闘ゲームが得意な人はコマンド入力による技を出したりもできる。技の熟練度により相手が吹っ飛ぶ距離が変わったりと細かい調整もある。今回は投げ技はないらしい。
シェンムー３の新要素
衣装チェンジ
寮のスタイルといえばジーパン、スニーカー、白T、革ジャンだが、今回は衣装が変えられるらしい。お店で買った洋服に着替えたり、ダウンロードコンテンツによる入手なのかはまだ分からない。ヒロインのシェンファやメイン登場キャラのレンの衣装は変更できないらしい。
好感度システム
ヒロインのシェンファとの会話によりシェンファとの好感度が上がっていく。物語を早く進めたいが為に、シェンファとのコミュニケーションを疎かにし、好感度が上がらなかったりすると聞けない会話や仕草もあるという。好感度が上がればシェンファからいろんな会話が聞けたり、朝になると涼を起こしに来てくれるらしい。
難易度選択
シェンムー３では難易度が選択できる。バトルが苦手だけどストーリーを進めたいなんて人の為だろう。シェンムーの魅力の一つはそのストーリーにあるので、これはバトル苦手な人にとっては嬉しい。
映像から考察
最新トレーラーからの考察
最新のトレーラーを見てみると、おそらく時系列は入れ替わっているのだと思う。シェンファとの会話で「エンシンさんを助けないと」や民家を尋ねたとき鳳凰鏡を探しているゴロツキの話をしていたので、
涼は鳳凰鏡を探しているゴロツキの居場所を突き止め、話を聞き出そうとする。
ゴロツキはエンシンさんが鳳凰鏡の情報を知っていると知り、村人を締め上げて聞き出す。右下に村人が倒れているのが見られる。モンゴル風の中ボス的な大柄な男が登場し、涼を返り討ちにした後エンシンさんを連れ去る。
戦いに敗れた涼は、エンシンさんを助けるべく武術の達人を訪ねて修行を受ける。と勝手に予想。左手に饅頭、右手にお酒を手に登場する謎の老人。酔拳の使い手だろうか。バーチャファイターにも舜という酔拳のおじいちゃんがいたのを思い出す。
武術アクション
鈴木裕氏は今回のシェンムーは武術の取材をしていませんと言っていたが、新しく形意拳なども出ますと言っている。形意拳とは発勁動作が多く一撃一撃が力強いのが特徴で１２の動物の動きからなる。
こちらは独特の構え。恐らく動物をイメージした動きの武術と予想される。猿形の様な感じだろうか。足の爪先をあげる構えは珍しい。
ケッ歩という構え。拳法はなかなか簡単に真似できるものではないので、歩法や動きを見ていると、恐らくアクションのモーションは前回同様にしっかり中国武術の熟練者が担当しているものと予想される。後ろにいる黒コートの男とオレンジの男が気になりますね。老人からして涼に修行をつけていると思いきや、後ろの二人が悪そうなので敵側の幹部なのかもしれない。
涼の攻撃を片手でいなす武術の達人。恐らく詠春拳に近い動きだろうか。交わす動作もギリギリで交わしているので、かなりの達人と見られる。
しっかり腰も入り膝攻撃している涼。いかにもチャイナ風の女の子は腕を返してしっかり中段ガードしている。太った男の動きは安定感あり肩も落ち見た目とは違って達人の域かもしれない。
まとめ
いかがでしたでしょうか？新情報が出るたびに進化を見せるシェンムー３。鈴木裕氏はシェンムー３は過去作よりもリプレイ性が高く、何周しても楽しめるゲームになると言っています。過去作品のいいところは残しつつ、また新しいシェンムーの世界を楽しみに待ちましょう！