はじめに
なんだか急に鼻水が止まらない!なんで?病気?と不安に思う方もいると思います。鼻水にも水っぽいサラサラした鼻水から、黄色や緑色、血の混じった鼻水とあります。それぞれ原因が違いますので、鼻水の色による原因と対処法を解説していきます!
鼻水が出る原因
鼻水が出る原因として考えられるのは2つあります。1つ目はウイルスによる感染。そして2つ目はアレルギー反応による炎症です。では一つずつ見ていきましょう!
・ウイルスによる感染
主に「急性鼻炎(きゅうせいびえん)」と言われ鼻の粘膜がウイルスや細菌の感染により刺激され起こります。
・アレルギー反応による炎症
花粉症やハウスダストなどのアレルギーにより反応して鼻水が出ます。
色による原因と対処法
では、鼻水の色によってどんな原因が当てはまるのでしょうか?見ていきたいと思います!
サラサラした水っぽい鼻水の原因はアレルギー感染や風邪のひき始めに起こります。主に水様性鼻漏と言われています。
・自分でできる対処法
花粉症やダニやホコリなどによるハウスダストが原因で起こった場合は、しっかり部屋を綺麗にしてクリーンな状況を作りましょう!布団はダニ取り掃除機やダニを防ぐカバーなどつけて対処しましょう!室内の温度を20度〜25度に保ち湿度は約50パーセント。花粉症の時期で怪しいと思う方は帰宅したら、部屋に入る前に服についた花粉を払い、手洗いやうがいをしましょう。風邪のひき始めにも起こる症状なので、身体がだるかったり、咳が出始めた方は手洗いうがいマスクをし、市販のお薬で対処しましょう!
・風邪による鼻水
風邪のひき始めは、透明でサラサラしている鼻水ですが、治って行くにつれ色が黄色から黄緑っぽく変化して行きます。サラサラした鼻水もそれに伴いネバっぽくなって行きます。これは身体を守っていく免疫がきちんと働いているという事です。
・急性、慢性副鼻腔炎(きゅうせい、まんせいふくびくうえん)
鼻炎の炎症を防ぐために活動していた白血球が死んでしまい、黄色っぽくなります。慢性副鼻腔炎はアレルギー性の鼻炎や急性鼻炎が慢性化して起こります。
・副鼻腔炎(ふくびくうえん)
一般的には蓄膿症(ちくのうしょう)と呼ばれ炎症によって服鼻腔に膿がたまる病気です。黄色い鼻水で起こる原因としては最も重症な病気になる恐れがあります。
対処法
鼻水は外に出してあげてください。しかし鼻をかみすぎて鼻の粘膜を傷つけてしまうそれがあるので、鼻水吸引機などを使うと良いかもしれません。蓄膿症などにより重症化の恐れもあるので、風邪の症状がなく黄色い鼻水が出ている場合は、すぐに病院で診察してもらいましょう!
風邪の治りかけで黄色から緑に変化していきます。黄色の鼻水で説明した通り白血球の死骸による色の変化と考えられます。他にはたんぱく質不足による青ばなの可能性もあります。また、蓄膿症の可能性もありますので注意が必要です。
対処法
風邪の治りかけの症状によく見られるので、しっかり安静にしてください。また、鼻水はウイルスを流す働きがあるので、しきちんと鼻をかんで外に出しましょう!