はじめに
皆さんは参拝の作法やルールをご存知でしょうか?手水の仕方や参道を歩くマナー。そして神社とお寺の参拝方法の違いなども解説して行きます!
しっかりしたルール、マナー、作法をここで学び祈願しに行きましょう!
神社の参拝方法と手順
ここでは、参拝の流れから、手水の清め方や、細かなマナーについて開設して行きます。
② 参道は端を歩く=参道は真ん中ではなく端を歩くようにしてください。真ん中は「正中」と言って神様の通り道とされています。
③ 手水(ちょうず)で清める=神様にお参りする際は身を清める必要がありますので、手水舎で清めます。
④ 神前に立ち一礼=参道で端を歩いたように、神前に立つ時もなるべく中央は避けてください。
⑤ お賽銭を収める=お賽銭は投げない。元々はお供え物をしていましたが、それがお賽銭に変わりました。お供え物は投げませんよね?お賽銭は投げないのが好ましいです。
⑥ 鈴を鳴らす=鈴を鳴らす際にガシャガシャ鳴らす人をよく見かけますが(昔は私もそうでした)鳴らすのは一回で大丈夫です。鈴には清めの意味があります。
⑦ 二礼二拍手一礼=神様の挨拶として、二度お辞儀をし、二度拍手をし、最後に一回お辞儀をします。
⑧ 祈願する=祈願する場合は、最後のお辞儀の時に心の中でお願い事をいいます。まずは自分の名前と住所を述べてから、お願い事をします。お願い事は長くならずにしましょう。
⑨ 鳥居を出る=参拝を終え、鳥居を出たら一度向き直し、再度一礼してから帰りましょう。
⑩ 寄り道しない=無事に参拝も終わり、「ちょっとショッピングでもして帰ろうかな」「お食事して帰ろうかな」なんて思う方もいるかもしれませんが、参拝後は寄り道せずに帰りましょう。寄り道をしてしまうと、頂いた福を落としてしまうからです。
間違った手水の作法をしていませんか?手水にはしっかりした手順、作法がありますので紹介します。
① 右手で柄杓(ひしゃく)を持ち、水をすくい左手を清めます
② 柄杓を左手に持ち替え、右手を清めます
③ 柄杓を右手に持ち替え、左の手のひらに柄杓ですくった水を入れ、その水で口をすすぎ清めます(飲まない)
④ 左手を洗います
⑤ 柄杓に水を入れ、縦にして流れ落ちる水で柄の部分を洗います
お寺の参拝方法と手順
お寺での参拝方法は神社とは多少異なります。鳥居もないですしね。では、手順を見て行きましょう!
② 敷居は踏まず入る=敷居は踏まずに入ります。右足から入りましょう。
③ 手水で清める=手順は神社と一緒になります。
④ お賽銭を納める=神社同様に投げません。
⑤ 合掌、一礼=お賽銭を納めたら、胸の前で合掌しお願い事を言います。合掌したまま一礼します。(※神社での二礼二拍手一礼はしない様に!)
⑥ お線香を供える=ろうそくで火をつけ、真ん中から香炉へ備えます。ロウソクは他人からもらわず、自分で用意するか、お寺にあるものを使いましょう。他人からもらうと「業」を受けると言われています。
⑦ 山門前で一礼=参拝が終わったら、山門を出て本堂へ向き直り一礼してから本堂を後にします
お寺の鐘はつくの?
大晦日に鐘を煩悩の数だけつく様に、鐘には煩悩を祓うと言われています。お寺によって鐘をついていいお寺であれば、参拝前に付きましょう。
まとめ
では今回の情報を簡潔にまとめて見ます!
参拝の流れ(神社編)
② 参道は端を歩く
③ 手水(ちょうず)で清める
④ 神前に立ち一礼
⑤ お賽銭を収める
⑥ 鈴を鳴らす
⑦ 二礼二拍手一礼
⑧ 祈願する
⑨ 鳥居を出て一礼
⑩ 寄り道しない
① 右手で柄杓を持ち水をすくい左手を清める
② 柄杓を左手に持ち替え、右手を清める
③ 柄杓を右手に持ち替え、左の手のひらに柄杓ですくった水を入れ、その水で口をすすぎ清める
④ 左手を洗う
⑤ 柄杓に水を入れ、縦にして流れ落ちる水で柄の部分を洗う
① 山門前で一礼
② 敷居は踏まず入る
③ 手水で清める
④ お賽銭を納める
⑤ 合掌、一礼
⑥ お線香を供える
⑦ 山門前で一礼
いかがでしたでしょうか?神社とお寺の参拝方法の違いを学び正しい参拝方法を覚えて、祈願しに行きましょう!